私たちの身体の半分以上は水分が占めています。身体の部分や性別で多少の差はありますが、年齢によっても体内の水分量が大きく違います。
赤ちゃんの場合は、水分が身体の約80%あるのに対し、大人では約60%になり、 高齢になると約55%にまで減少してしまいます。つまり、身体の水分率は若さを図るバロメーターでもあるのです。
私たちが生きていくうえで欠かせない酸素や栄養素を体中に運び、老廃物を集める重要な働きをする血液。その血液成分のほとんどが水分です。この水分が不足すると、粘度の高いドロドロの血液になる恐れも。
健康的な血液のためにも、いい水を十分補給することが大切です。
私たちの身体の半分以上を占め、体内で重要な役割を果たしている水分ですが、その水はつねに失われています。尿や汗として排泄されるほか、呼吸によっても身体の外に出ていきます。
1日に失われる水の量は、大人で約2.5〜3リットル。
健康でみずみずしい身体を保つためにも、これを補う必要があります。
食事などからとれる水分の量は、約0.5〜1リットル程度。
残りの約2リットルを飲料水などで補給しなければなりません。
上手な水分補給のポイントは、こまめに飲むこと。
身近に水を置いて、ノドが渇いたらいつでも飲めるようにしておきましょう。